凄い風の夕方。
雲も厚く青空など微塵も感じさせない。
わずかに西の空が赤らんでいる所に多少の期待はするが
期待はいつもはずれに終わる。
でも、夕日が出なくても、この雲は素晴らしい。
なんと力強く雄大で美しいのか。
こんな雲が拝めただけでも感謝と感じていた。
うそのような夕焼けが出て来て
思わず立ち止まりながらその変容を眺めた。
こんな景色を見ていると神様の存在を信じたくなる。
美しさは夕日が沈んでからも続く
というか沈んでからの変容ぶりは見事なものだ。
今日も一日様々な事柄に頭を悩ませ
あれやこれやと21世紀の現代人らしく悩んでいたものの
こんな夕日を見ただけで今日は一日良い日であったかのように感じる。
どうでも良い様々と
とてつもなく大事なひと時か。